大相撲を見に行く(2011)
様々な問題で揺れる相撲界。そんな合間を縫って、2011年の初場所を見てきた。東京に住んでいながら、はじめての相撲観戦であった。
チケットの取り方すらわからなかったが、とりあえず、両国国技館でチケット販売開始前日に整理券が配られるというので、朝6時過ぎに並んでみた。6時20分頃ですでに長蛇の列。意外と人気があるのだ。7時すぎに整理券をもらい、そのまま出勤、翌日またチケットを買うために整理券順に並んで、中日の正面最後の桝席Aを確保することができた。結果的にチケットの現物がある国技館の購入方式は、ネットやコンビニ購入と比べると正攻法の中ではとりやすい方なのかもしれない。
いよいよ場所当日。午前から国技館入りした。なぜかもぎりを高砂親方がやっていた。
桝席をとっていながら、初の国技館見学で二階の椅子席にも行ってみた。意外と土俵が良く見下ろせるので、椅子席も前の方は良い席だと思う。
相撲博物館は思っていたほど展示物がなく、少し期待外れであった。
相撲は早い時間から下位力士の取り組みが行われている。体格で見ると幕内とかわらないぽっちゃりさん達である。まだ空席ばかりだが、相撲はずっと見ていて飽きない。
桝席は大人4人で座ると窮屈。2段ごとに間に細い通路がある。履物は後ろの桝席の下につっこむことになっているらしい。うちは予約しなかったが、大多数の桝席はお茶屋さんにお弁当やお土産を予約しているらしく、土瓶や茶碗等があらかじめセットしてある。
相撲は最後の横綱の取り組みまであきることなく見ることができた。体格こそ幕下と上位力士は変わらないように見えるが、やはり上位力士はスピードや迫力がすごいようだ。
しかし20世紀の相撲人気に比べるとスター力士が少なく、少しさびしい。力士のなり手も外国人ばかりになり、国民的スポーツとしての相撲はだいぶ下火になってきているのは否めない。それでも満員御礼。
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