2018.03.25

文系理系のはなし

受験勉強なんてものをしていたのは遠い昔のことだが、受験勉強について最近どうでも良いことを思い付いたのでここに記したい。
今でもそうなのかもしれないが、我々の頃も大学受験はその学部専攻によって、文系、理系に分けられていた。高校のクラスも途中から文系クラス、理系クラスに振り分けられていた。
自分は文系学部専攻希望で文系クラスだったのだが、多分に数学が苦手かつあまり勉強していないグループが文系にいることが多く、自分も数学が苦手で勉強をしないタイプの人間であった。
後者の、「勉強していない」という要素が強くて、数学が、というより得意な教科もなかったか。
そんな自分のていたらくもあり、理系の方々に関しては、頭が良く勉強している、という羨望と先入観がある。
偏差値というのは一つの集団の中での偏差を見るので、分散があるのが当たり前なのだが、そうした先入観のせいか、低偏差値の理系というのがなぜ存在するのか理解できない。
しかしそうした文系理系の区分というのは、実際の勉強の中身を見ると、もっと別の区分も成り立つのではないかという気がしている。それは論理系と記憶系という分け方だ。
数学や物理学のように、ある基本ロジックを習得して、そこから論理的な応用ができる受験科目と、社会科学系のようにとにかく知識が多い程高得点が取れる受検科目という区分である。
もちろんどの学門も論理的思考と記憶の両方とも重要ではあるが、受験に関していえばどちらかの比重が高いかで分類できそうである。
一般に理系が論理系、文系が記憶系的な傾向があるものの、理系の中でも生物、地学なんかは記憶系の要素が強いし、文型の中でも国語、英語などは論理系の要素が強いのではないか。
こんなことを思いついたのは、自分が「勉強する系」「勉強しない系」のうち、後者であったため、一夜漬けでなんとかなる記憶形と、論理が身についていないとどうもできない論理系に明確な成績の差があったことを思い出したからである。
酒を飲みながら昔の事を思い出すと、こうしたくだらない分類などをしてみたくなるのである。

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2012.06.19

テスト受けてみた

 英語力のはなしである。
 自分の会社の仕事には縁のなさそうな感じだが、グローバル企業では社内公用語が英語になったり、管理職昇格にも一定レベルの語学力が求められるらしい。
 普段、自分に仕事やプライベートで英語を使う機会は全くといっていいほどないのである。ふと自分の英語力はどのくらいなのだろう、と考えてみた。このブログではてらいも無く海外旅行の思い出話などを書いているが、正直、私の英語力は中学生レベルであり、海外で十分なコミュニケーションがとれているわけではない。大学2年まで語学のクラスがあり、延べ8年間学校で英語の教育を受けてはきたが、日本の教育体制下で、かつ受験用の勉強をちょっとしただけの人間にとっては、英語がコミュニケーションツールとして身につくことはなかった。
 就職してからは、30歳までは年1回、30代以降は2年に1回程度海外に出ているが、どれも短期旅行であり、外国語でのコミュニケーションの機会は限られている。更に英語ネイティブの国に行ったのは、数回しかなく、英語力は衰えるばかりである。
 20代の頃、英会話の初心者クラスに3ヶ月通ったこともあった。そこでは社外の友人は得られたものの、結果として、それほど英語力は身につかなかった(多少の英語雑学は習得できた)。
 日本国内でも、よく外国人から道を聞かれるが、緊張ですぐ涙目になってしまうし、イギリスやアメリカなど、ネイティブの国で質問は英語で出来ても、その答えが早口だと、何を言っているのかわからないという有様である。すべてにおいて情けない英語レベルなのだ。

 最近人事の仕事で採用の面接などをしていると、TOEICの点数を自慢げに書いてくる若者が増えた。正直何故書いてきたのかわからない低い点数の人もいるが、だいたい600点台から800点台の点数を書いてくる人が多い。そんな若者を見るにつけ、自分のこの情けない英語力はいかほどのものかテストしてみようという気になったのである。
 昔一回だけ、就職直後に会社でTOEICを受けさせられたのであるが、結果のフィードバックがなかったので、自分のレベルがわからない。時代は流れ、40を過ぎてから自分でお金を払って受けてみた。
 試験の流れがよくわからなかったので、書店で模擬試験問題集のようなものを買って、一回だけ練習した後、さしたる準備もなく本番に臨んでみた。
 私立の高校が会場になっており、何故か受験生は全員男であった(男女別受験がフツーなのか?)。自分の教室だけかと思ったら、帰りに歩いていたのは全員男。異様な光景である。
 学校の学習机のため、少し狭く感じたが、あっという間に試験時間終了。受験する前はリーディングは出来る予感がしていたのだが、むしろリーディングの時間が足りなくなってしまい、残り何問かは同じ列にマーキングするしかなかった。全部できない、というのが今の実力なのだろう。
 正直、問題を解いていても、自分が「英語ができない」というのがはっきりわかる感触である。部分部分は理解できても、全体がつかめなければ理解できていないのと同じだ。

 TOEICは1か月後の結果郵送の前に、WEBで結果がわかるようになる。出てきたスコアは690点であった。感触的には600点前後を勝手に想定していたので、予想外に高かったが、自分の実感としては、この程度の点数では、まだ英語が出来るというレベルとは呼べないな、という状態だ。海外旅行でレストランとホテルの初歩的交渉に限って不自由しない程度、というレベルだろうか。自分の未体験ゾーンである800点、900点くらいはなんとなくスゴそうな気がする。留学や定住経験なく、この点数がとれれば、そこそこ自慢できるレベルなのだろう。
 とりあえず、英語が苦手な自分の実力を知ることができた。
 自分のレベルを知るにつけ、今後会社の応募者の履歴書にスコアが600点台で書かれていたとしても、それほどビビらないで済むようになった。

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2007.10.25

ふまじめな受験生

 最近、非常に怠惰な生活を送っていて、あの受験勉強に熱中していた1〜2年前と比べると、何か心にぽっかり穴の開いた様な無目的の今日このごろであった。
 そこで夏頃ふと思い立ってまた受験勉強してみようと思った。目的もなく勉強することほど意味のないことはない。何かになりたいとか、何かを成し遂げたいとか全くない状況でのスタートである。しかし、以前の勉強で努力して何かを達成する喜びを味わってから、あの快感が忘れられなくなっているのである。資格マニアの陥りやすい心の病である。
 とりあえず自分の欠けている知識を身につけること、仕事に少しでも役に立つ分野であることなどを考慮し、法律系の資格でいくつか選考した上、行政書士を選ぶことにした。
 かつては、法学部生や、これから司法試験を受けようとする人達の腕試し的な試験で、比較的ハードルが低い試験であったらしいのだが、最近では逆に法学部で専門の勉強をするか、司法試験の勉強をかじっている人でないと受からないという比較的難関試験になっているらしい。
 テキストなどを読んでみると、今まで知らなかった法律の基礎が色々勉強になった。意外と面白いものであるが、行政書士試験の要である「行政法」だけはさっぱり頭に入らん。憲法、民法、会社法などと比べて全く身近でないためであろう。
 20〜30時間ほどテキストを読んだりした後、公開模試を受けてみることにした。気がつけば本試験まで一ヵ月を切っている。
 行政書士試験のいいところは、問題のほとんどがマークシート方式であること。そしてたった3時間で決着がつくところである。問題の難易度は別として受験のハードルは低いと言えよう。
 公開模試ではじめて通しでフルタイムの試験を受けたわけであるが、やはり選択式とは言え、法令の問題はさっぱりわからない。あまりに頭に入らない文字の羅列に、途中で少し眠りに落ちてしまった。気を取り直して、記述と一般知識の部分はまぁまぁ出来た様な気がする。
 3時間のうち2時間ちょっとで全部解答欄を埋めてしまい、わからないものはわからないので見直しをしてもしょうがない。全然当たっていないくせに自信たっぷりに早めに受験会場を途中退室した。たぶん最後まで残っている人の方がまじめに受験して点数が高い人達なのだろう。
 帰って採点してみると、案の定、法令はぼろぼろ、記述はそこそこ、一般知識だけは合格ライン、という結果だった。もちろんトータルで見ると合格絶対不可能ゾーンの点数である。マークシートでもやっぱり勉強しないと当たらないものだねぇ。

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2007.05.07

大人が学ぶということ

 中小企業診断士の試験と実務補習を終え、半ば抜け殻のようになった現在の自分であるが、いまいちど大人が学ぶということについて考えてみたい。
 受験競争を勝ち抜けば終わり、というひとつの考え方が一般的だった少し昔と違い、21世紀は単純にテストが出来るだけの人間はビジネスで成功を納めることは難しい世の中となった。いや、昔からそうだったのかもしれないが、多くの人が「いい学校」に行けばそれでOKという幻想の中にいたのだろう。今でも格差社会だから子供を「お受験」で「いい学校」に入れなければ、という幻想にとらわれている親は多いが、恐らくそういう考え方だけでは、トップエリートを育てることは難しいのが現実だ。何かプラスαの学習姿勢は必要である。
 正確な情報の収集から、自分なりの判断、答えを導き出せ、他者に影響を与えられる人がこれからの「優秀」な人材だということは多くの人が気づき始めている。単に与えられた答えを正しく素早く解答できたり、物知りなだけの人は、これからはそれほど必要とされていないのだ。大人になってゲームやパズルで脳のトレーニングをするのは、ボケ防止程度の効果はあっても、優秀な頭脳を育てることにはならないだろう。
 しかし、これからの次代に求められる素養を身につけるのは難しい。どうしても大人になってから学ぶというと、学校時代の延長で、知識を頭に入れることばかり考えてしまう。なかなか問題解決や創造に結びつく学習というのは取り組みづらいものである。
 中小企業診断士の試験というのは、一次試験がまるっきり知識を覚えること、そして二次試験がその応用という位置づけになっている。一次の知識というのは必要な勉強量さえ確保すれば、頭に入れることのできる旧来の知識試験で、いわば受験勉強とかわらない。一方、二次試験の学習というのが論理的思考を求められ、比較的これからの次代に求められる素養の涵養にはもってこいの学習だったと思う。単に知識を持っているだけでは、二次の通過は難しいのである。論理的に情報を整理し、記述する力が求められる。知識だけ勉強すれば通過できる他のいくつかの国家試験と異なり、診断士試験のこの部分はやや異色な気がしたものだ。
 しかし、この試験に合格し、数多くの合格者、有資格者の方々と交流する機会は増えたのが、合格したみなさんの出身校は、受験競争の頂点である東京大学をはじめ、そこそこ受験競争で勝ち抜かなければならない有名な学校ばかりであった。結局こうした資格試験というのは、従来の受験勉強に強い人が受かるだけだ、とすれば、何か少しがっかりである。
 とりとめもない内容だったが、今日はこれまで。

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2006.12.26

合格

 今までこのブログにはあまり近況を記述しておりませんでしたが、本日、中小企業診断士二次試験に合格しました。2年間細々と勉強し、多くの方に支えられながら本日の合格とあいなりました。
 この場を借りてお世話になった家族、会社の方々、勉強仲間の皆様に御礼申し上げます。といってもだれもこのブログを見てないと思いますが。
 診断士試験を通じて、多くのヒトに感謝する気持ち、人様のお役に立ちたい気持ちというものを身につけたと思います。これでいい年を迎えられそうです。と言いたいところですが、人間ドックで二次検査対象になってしまったのでちょっと心配。健康を気にする年越しでございます。
 また来年も飛躍の年にしたいと思います。

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2006.09.11

まだまだつづく試験勉強

 昨年の中小企業診断士試験で1次合格2次不合格という結果で終わった後、予備校に再通学し、形式上は勉強を続けて来た。しかしながら、やった勉強は学校の授業と、そこで出会った学習仲間の皆さんとの勉強会だけで、自宅での勉強は最近までほとんどやっていなかった。
 妻にはやる前から言い訳を考えるなと怒られてしまっているが、ほんとうにはっきりとした言い訳になりうる勉強量の少なさである。この試験は1000時間の勉強量が必要だと言われているが、昨年300時間、今年はそれにちょぼちょぼ追加したくらいだ。実際学校の試験でも、合格圏の上位10%には入れていない。当たり前だが。
 そんな言い訳を言っていられないので、最近ようやく少しずつ勉強をするようになってきた。飲酒の頻度も減らしてきた。試験2ヶ月前にようやくモードを切り替えた。しかし最近は何故か時間に余裕がない。このブログを書く位は30分程度のロスで済む(文章を書く訓練としてやっているので無駄ではない)が、プライベートでいろいろやることがあって、休みの日もすっかり休めないのである。考えればこの1年、家の購入と引越、様々な手続き、自転車という新レジャーへの傾倒、マンションの理事会の役員になるなど、ここ数年では珍しく色々イベントがあった。それなりに充実していたと思う。勉強に身が入らないのも自分なりにわかる(わかってどうする)。
 さて、感慨に耽っている暇もないので、いよいよ勉強モードに本格突入しようと思う。
 これから1ヶ月、基本的にこの勉強と全く関係ないテーマで書いていく予定の当ブログも更新頻度が更に落ちると思いますが、数少ない読者の皆様におかれましては、おつきあいの程、よろしくお願いします。ここで失敗すると更に1年かかってしまいますんでね。

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2006.01.10

不合格体験記5

 さて、二回目の自己採点をしてもやはり一次試験合格は間違いないようであった。
 中小企業診断士の一次試験というのは、正直、知識を積み上げていけばなんとかなる。一般的な資格試験というのは、この知識だけの試験で終わるのであるが、診断士はその他に論述や面接の試験が待っているのである。面倒なはなしだ。
 自己採点で合格ラインを超えたと言っても、結果発表まではしばらく時間がある。そこで二次試験の勉強をしなければいけないのだが、単純に知識を積み上げる一次試験と違って、どこから取り組んで良いのかよくわからない。とりあえず学校の授業には出たが、それだけである。過去問も真面目に取り込まず、一試験前の2週間の禁酒明けから、酒に溺れる日々が続いた。
 それにしても、社会人になってから、公的な試験で合格ラインを超える(結果はその時点では未発表)のは初めての経験である。一次試験だけだけど。すこしばかり心が大きくなった。
 そんな所在なさの中、9月に遅い夏休みをとって妻の実家やら北海道やら旅行をししてのんびりした季節を過ごしていた。休んでいる間に、実際の合格通知が届き、あわてて二次試験を申し込んだ。締め切りぎりぎりである。
 この不真面目な態度で天下の国家試験に受かる訳はない。そしていよいよ二次試験の日がやってきた。試験はやや寒い雨の中行われた。
 正直試験の最中は結構できた気がしたのだが(苦手の財務もいつもより簡単だった)、結果はやはり不合格。そして何もせぬまま今日に至るのである。
また出直しである。これが私の不合格体験記だ。勉強しないものは合格しない。それだけの話だ。

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2006.01.05

不合格体験記4

 試験の2日目というのは落ち着いたものである。お茶の水の街は、昔から本屋やら楽器やらを訪れていた馴染みの街だったので、昼食の定食屋も誰よりも先に押さえて、スムーズな昼休みを過ごした。そもそも受かる可能性をあまり想定していなかったので、非常に落ち着いて試験を終えた。
 会場を出ると、いろいろな受験予備校のパンフ配布の嵐であった。
 さて、試験を終えての感想であるが、思いのほか簡単だった、という感じだ。苦手科目はあまり出来たという感じでもなかったが、だいたいの科目で6割を超えた予感がする。試験終了後に妻に送ったメールは、「負ける気がしねぇ」であった。格闘家みたいでしょ。
 それでも試験てぇのは、そう簡単に受かるものではない。帰路とぼとぼ街を歩いていて、なつかしい「ほろ苦」感が全身を覆った。高校3年の時、部活の県大会で破れた時のような、「やるだけやったけど夢かなわず」的な感傷である。今回はやるだけやってないけど。
 試験終了から程なくして、各受験機関、そして協会から解答がネット上に発表される。数日後自己採点してみて、我が目を疑ったのである。

 合格ライン超えてる............

 つづく。

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2006.01.04

不合格体験記3

 さて、続き物の第三弾である。
 結局、必要勉強時間の30%しか果たせなかったのであるが、どうにかこうにか中小企業診断士一次試験の受験日を迎えたのである。
 受験会場は明治大学のリバティタワーとか何だか、お茶の水の綺麗で新しい建物だった。
 開場時間のだいぶ前に会場に来たのだが、すでにビルのロビーは30代を中心としたプチオッサン一色である。みなしきりにテキスト類をたぐっている。私は事前の受験各校の模試(通常の試験より多少難しい問題になっているらしい)でも合格点(6割正解)より下だったし、勉強量からしても合格の可能性は薄かったのでかえって気楽である。
 さて、受験番号別の教室が発表になり、受験生がそれぞれの教室に雪崩をうって移動していった。
 私はいままでいくつかの受験や試験を経験してきたが、今回はじめての最前列であった。授業でも何でも、指定席でなければ、日本人は会場の後から席を埋めて行くものだが、座ってみると最前列というのは意外とメリットがあることがわかってきた。まず、周りの動きに影響されて焦ってしまうことがない。問題が早めに配付されるなど、そんなに悪くないのである。
 さて、受験は何と2日間に渡るのだ。他の資格試験と比べても、一次、二次と合わせて受験に割かれる総時間は多い方の資格である。まず1日目を終わっての感想。「意外とできたんじゃないか」といったところだ。
 試験監督のオバチャン、失礼、中年の女性監督官と別の監督官が試験中小声でずっと何かをしゃべっていた。私は全く気にならなかったのだが、まず少し離れた女性の受験者が「うるさいなぁ」と舌打ちをしていた。それでもおしゃべりは終わる気配はなく、その科目終了まで続いた。科目終了後に別の知的な女性が、「試験中は気が散るのでおしゃべりを控えていただけますか?」とその女性試験官を注意していた。なにしろ私は受かるなどと考えていなかったので、その一部始終を冷静に眺めていたのだが、女性同士、他人のおしゃべりは気になるのであろうか?二日目につづく。

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2005.12.28

不合格体験記2

前回に引き続き、中小企業診断士の受験勉強のはなし。
 さて、2005年の年もあけてこれから勉強に集中していかなければいけないのだが、そこから約半年は、ワカサギ釣りをするなど、だらだら過ごしつつも、別の精神的ストレスを抱えてしまい、酒に溺れる毎日が続いたのだった。したがって、学校には毎日通っていたものの、自宅での勉強は皆無に等しかった。従って2005年前半は、勉強はほとんどやっていない。実際に少し自宅学習をしたのは、試験の1ヶ月前からであった。
 中小企業診断士の勉強は、一次合格に最低1000時間の学習が必要だと言われる。しかし、今思い返してもそういった状態だったので、学校の勉強と、自宅学習を含めて、一次試験まで300時間ほどしか勉強していない。そんな私でも何とか一次試験にだけ合格できたのは、ある程度運もあるが、この試験の受験科目の中身にあったのだ。
 実はそれまで約10年続けて来た勤め人生活の中で、必然的に学ばなければならなかったことが多かったのである。今まで店舗運営、生産ライン、会社の分社手続き、戦略策定、人事制度設計、システム設計といった仕事を経験する機会があった。診断士の受診科目のうち、企業経営理論、経営法務、情報システム、運営管理に関わる分野については、職務上自ら勉強せざるを得なかったため、そこそこの知識は持っていたのだった。さて、難関は、経済学、財務会計、中小企業経営・政策などである。経済学は大学で「一応」専攻していたが、真面目に学んでいなかったので全く記憶がない。財務会計など数字が多い分野も苦手である。中小企業の問題についても、今の勤め先は決して大企業というわけではないが、診断士の顧客となるような中小企業の実態となるとあまり実感がわかない。
 そんなこんなで酒断ちをして気がつくと試験の1ヶ月前となり、何から手をつけようかと途方に暮れたのである。しかし、とりあえず教科書を一通り復習し、目の前の問題集だけはこなそう、と決めたのであった。(このテーマは来年に続く...)
 

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