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2017.03.29

すばらしき日本の食文化

 和食と言えば、一般的には無形文化遺産になったりして、「繊細」で、「健康的」で、「洗練された」食文化というイメージであろうか。世界三大料理には入っていないものの、世界的に見てもその存在感はそれなりにありそうである。
 ただし、日本の食事の「食べ方」を見てみると、本当に洗練された食文化なのだろうか、と思うことがある。
 若い頃、はじめて海外旅行に「かぶれて」帰ってきて、気になったのは、日本での麺類、スープ類をすする音である。高速で「ズッ」とすするならともかく、隣の人がビチビチとすする音が非常に不快に感じるようになり、自分自身もすするのをやめることにして今日に至る。これが欧米かぶれのスノビッシュな思い込みなのかと思いきや、アジアを旅行した時も、あまりすすらないのが一般的であることに気づいた。
 そのほかにも、世界を旅してみると、意外と(都市生活をしている人の食文化としては)日本くらいでしかやっていない食べ方があり、それを冷静に見てみると、結構野蛮で下品に感じなくもないものが多い。
 椀、丼を手にもって食べる、椀、丼から直接汁物をすする(匙を使わない)、生の畜肉・魚肉を食べるなどなど。
 意外だったのは、同じ箸文化である東アジアの国々でも、日本のような食べ方はマナー違反とされているものが多いようなのである。
 それでも世界的には日本の食事がおしゃれで健康的なものとして支持されてきているようだし、熱いもの、旬のものを美味しく食べるために良しとされてきた歴史ある食文化なのだから、それを否定するのは意味ないすけどね。

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