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2012.11.18

2012年フランスの旅8「オーバーブッキング」

 オペラ座横のロワシーバスのバス停からホテルまでは徒歩数分といったところだろうか。最近はgoogleの地図とストリートビューのおかげで、旅行先の道を事前に予習できるので、その道のりとホテルの外観を頭に入れておいたため、全く迷わずにホテルに到着できる。二人でキャリーバッグを転がしながら、最初の3泊を予約したホテルに到着。何しろ、胃痛、胸やけ、腹下しという状況で、24時間ほとんど寝ていない状況なので、早くゆっくりしたいのである。
 時刻は夜19:00であった。エクスペディアの予約確認にはレイトチェックイン可と書いてあったが、予約したホテルのチェックインとしては遅い方ではないような気がする。
 ホテル代は一泊23,000円ちょっとの4つ星ホテルであった。普段の旅行感覚からいうと、高く感じるが、パリで夫婦で宿泊するそこそこのホテルを探すとこんな値段になってしまうのである。都会のホテルだけあって間口は非常に狭い。チェックインしようとホテルに入ると、1人だけ入れるフロントで、黒人女性が電話中だったので、少し待つ。
 彼女の電話が終わったので、久しぶりに使う英語で、「エクスペディアで予約したものですが・・・」と言うと、少し困った様子。
 「誠に申し訳ありませんが・・・。あなたに何語では説明したらよいかわかりませんが」
 「英語でいいです」
 「率直に申し上げますと、あなたの部屋はもうありません」
 「!!!」
 「もういらっしゃらないものと、別のお客様の宿泊を受けてしまいました」
 初めて体験するオーバーブッキングである。予約してお金も払っているのに、来ないと見ると客を入れてしまうものだろうか。こちらは3泊の予約である。果たして・・・と考えていると、
 「よろしければ、予約されたものよりアップグレードして、クラシックスタイルの別のホテルをご案内できます」
 「!!!」
 「シャンゼリゼ付近のホテルですがよろしいでしょうか」
 「追加料金はかからないの?」
 「お客様には一切追加のお金をいただきません。今から車を回します」
 そのホテルが書かれたメモを渡され、ドライバーに見せれば連れて行ってくれるという。
 シャンゼリゼ付近のホテルはいくつか探したがやや高めのホテルが多かったので、断念してオペラ座付近のこのホテルをとったことを思い出した。まぁ、とりあえず早く寝たかったので承諾することにし、小さなロビーで待とうと椅子に座って1分とたたないうちに、
 「車が参りました」
と、ホテルを後にすることになった。車というのはベンツのタクシーで、スタイリッシュなワイシャツとスラックスというスタイルのかっこいい黒人ドライバーであった。まさかパリ観光で贅沢にタクシーを使うことになるとは思わなかったが、これも良い経験である。
 シャンゼリゼ付近というだけで、具体的な場所はよくわからなかったが、車はパリの中心を走って西へ向かっている。約5分~10分くらいだろうか。なんと車がつけられた場所は、ほぼ凱旋門の真横である。ここならロワシーバスよりもエールフランスバスで来た方が近い場所だ。
 案内されたホテルはやはり間口が狭い。タクシードライバーは、こういうことが多いのか、フロントマンに事情を話して(おそらくオーバーブッキングの客案内なので運賃を請求している)、フツーにお金をもらっていた。こうして我々は無料のタクシーで別のホテルに案内されて、改めてチェックインすることになった。
 フレンドリーなフロントマンに室内wifiの利用方法も含めて丁寧な手続きをしてもらった後、狭いホテルながらベルボーイ(高齢のおじさん)がいて、荷物を部屋まで運んでもらう。チップを渡さないわけにはいかないが、空港で両替したユーロの最小額紙幣は5ユーロであったので、チップを奮発せざるをえなくなってしまった。
 部屋は広くはないがこぎれいで、入り口から寝室とバスルームが左右に振り分けられていた。ドアの部屋料金を見ると680ユーロと書いてある。まともに3泊分払うと20万円を超える金額である!本当に追加料金は請求されないのだろうか?つづく

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